2006年新年のご挨拶〜進めよう「改革」蘇らせよう「日本の美風」 06/01/01UP

 新年あけましておめでとうございます。本年2006年(平成18年)が皆々様に素晴しい幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
 ついにわが国は有史以来はじめて人口減少の時代を迎えるに至りました。百年前は人口わずか4千6百万人だったわが国は、百年間で2.74倍の1億2千6百万人の大国≠ノなったのですが、ついに昨年から出生者が死亡者より少ないという事実上の人口減少が始まったのです。まさにニッポンの大転換期の到来です。
 私たち自由民主党は公明党と共に与党として、この潮流を見据えつつ、とりわけここ数年はピッチをあげて、ニッポンの未来を再構築するための「改革」に取り組んできました。昨年九月の総選挙で小泉純一郎首相が国民の皆様の意志を直接問うた「郵政民営化」はその象徴ともいえるもので、少子高齢化、国際化、情報化といった時代に対応した「官から民へ」「中央から地方へ」の改革路線は、絶対に後退させてはならない生命線と言えるでしょう。
 ちょうど20年前の1986年(昭和61年)に初当選させていただいて以来、私が「品格ある社会、たゆまぬ改革」を掲げて国会で活動してきたのは、ニッポンのこの大転換期を乗り切るために微力を尽くすこと、それが自分の役割だと考えたからでした。生意気にも総選挙の折に「今こそ元祖改革派≠フ力を」などと叫んだのはこのためでした。
 政策面では「教育」と「環境」の分野を中心に、また前回平成15年11月の総選挙後は河野洋平議長を支える「国会対策」の仕事を通して2年余り、私なりに懸命の努力をしてきたつもりです。しかし、あらゆる面で「改革」はまだまだ十分ではありません。国民の皆さんの負担を減らすための「小さな政府」づくりを進め、国民の英知と勤勉さに裏打ちされた少数精鋭国家≠ヨと国のカタチを変えていかねばなりません。
 その一方で、私たちはまた大切な国の基本を整えていかねばなりません。ここ数年、私が唱え続けてきたテーマは「日本の美風を蘇らせねば」というものです。昨年の耐震偽装事件をはじめとする犯罪や事件の頻発、凶悪化・低年齢化、さらには文明の劣化現象≠ニいわざるをえない社会現象は、国の根幹を崩壊させる危険をいよいよ深めつつあります。
 昨年9月の総選挙で六回目の議席を与えていただいた私は、2年に及ぶ「国会対策」「議院運営」の仕事を離れ、新たに「政治倫理の確立及び公職選挙法の改正に関する特別委員会(略称=倫選特)」の委員長という重い役割を国会で担うことになりました。この立場をはじめとする様々な分野で、私はこれからも懸命の努力を続けていく決意です。
 皆様のこれまでの以上のご鞭撻を心よりお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。



Copyright (c) Tsuneo Suzuki All Right Reserved.